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人の採用は急がば回れ!? ~失敗しないための採用戦略とは~

代表ブログ

2025.11.04


こんにちは。代表の中谷です。
10月31日は皆さまいかがお過ごしでしたか?
最近はハロウィンが定着し、街にはコスプレした人たちもたくさんいましたね。
でも、皆さん忘れないでくださいね。
10月31日は中谷涼の生誕記念です!!笑

どうでもいい話でしたね。失礼しました

さて、今回は「採用」について考えてみたいとおもいます。
人材の確保が難しくなっている昨今、多くの企業が「採用」に悩み、焦りを感じています。「とにかく人が欲しい」「誰かさえ来てくれれば」といった声もよく聞かれます。しかし、採用は“急げば急ぐほど失敗のリスクが高まる”領域です。今回は、焦りが生む採用ミスのリスクと、本当に見るべきポイントについてみていこうと思います。

目次

1. なぜ今、採用が難しいのか?

一昔前までは、求人を出せばそれなりに応募が来ることが一般的でした。ところが今、企業の採用活動は困難を極めています。

その背景には、いくつかの構造的な要因があります。

  • 少子高齢化:労働人口の絶対数が減っており、特に若年層の確保が困難に
  • 価値観の変化:安定志向よりも「やりがい」「環境」「自己成長」を重視する人が増加
  • 働き方の多様化:フリーランスや副業、リモートワークなど、雇用以外の選択肢が広がった
  • エリア格差:都市部と地方では応募数も採用難易度も大きく異なる

これらの要因によって、「数を集める」採用はますます難しくなっています。

また、SNSや口コミサイトなどの普及により、企業の評判や職場環境が求職者に筒抜けになっている点も無視できません。かつてのように「条件を出せば応募が来る」という時代は完全に終わったといえます。

2. 「急いで採る」と起こる落とし穴

「人が足りない!」「業務がまわらない!」という現場の悲鳴を受けて、採用スピードを重視する企業は多くあります。しかし、この「焦りの採用」が引き起こすリスクは非常に大きいのです。

よくある失敗例

  • スキル不足を見落とす:必要な知識や技術がないまま入社し、教育コストがかさむ
  • 価値観の不一致:企業文化に馴染めず、早期離職に
  • 過去のトラブル履歴を確認していない:前職での問題行動が再発する

ある飲食チェーンでは、人手不足の解消を急いだ結果、短期間で10名以上の採用を行いました。しかし、数ヶ月以内に半数以上が退職。理由は「思っていた職場と違った」「人間関係に悩んだ」など様々でした。最終的に、残ったスタッフの不満も増え、売上も低迷しました。

採用は“補充”ではありません。“戦力化”することが目的です。焦りからの判断ミスは、後々大きな代償となって跳ね返ってきます。

3. 「入れてはいけない人」を見極める重要性

多くの企業は「理想の人材像」を追い求めます。しかし、現実には理想の人に出会える確率は低く、求めすぎることでチャンスを逃してしまうこともあります。

一方で、最も避けるべきなのが“入れてはいけない人”の採用です。

入れてはいけない人の特徴

  • 自己中心的でチームプレーができない
  • 素直さがなく、指摘を受け入れない
  • 「会社に貢献したい」という意識が希薄
  • 問題が起きたときに人のせいにする

こうした人を採用してしまうと、教育に時間がかかるうえに、周囲の社員のモチベーションを下げる要因になります。また、問題が表面化したときには既に手遅れで、解雇も難しくなってしまうことがあります。

4. 見極め方の工夫と具体策

「入れてはいけない人」を避けるためには、採用フローそのものに工夫が必要です。

面接時の質問例

  • 「今までで一番失敗した経験は?」
  • 「上司や同僚と衝突したとき、どのように対処しましたか?」
  • 「あなたが考える“良い職場”とは?」

これらの質問は、応募者の価値観や問題解決力、自己認識力を見るのに有効です。

チェック体制の強化

  • 評価を一人に任せず、複数人で面接・フィードバックを共有する
  • 試用期間を「見極め期間」として明確に位置づける
  • 適性検査や行動特性テストなど、データに基づく判断も組み合わせる

外部の採用支援パートナーと連携するのも効果的です。客観的な視点とノウハウを活用することで、思い込みによるミスマッチを防ぐことができます。

5. 採用から育成までを一体で考える時代へ

「採用=終わり」ではありません。むしろ、スタートです。せっかく入社してくれた人材が活躍できるようにするためには、育成と定着支援が不可欠です。

採用後のポイント

  • オンボーディングの設計:入社後の不安を減らし、スムーズに業務に入れるようにする
  • OJT担当者の配置:育成の属人化を防ぎ、仕組みで成長を支援する
  • 定期面談の実施:モチベーションや不安を早期にキャッチアップ

さらに、職場の環境改善(心理的安全性、風通しの良さ)も定着率に直結します。

6. まとめ

採用は、目の前の穴埋めではなく、未来の組織をつくる戦略行為です。

焦る気持ちは分かりますが、「急がば回れ」の姿勢こそが、最終的には最も効率的な採用につながります。

  • 「入れたい人」を探すのではなく、「入れてはいけない人」を避ける
  • 採用・育成・定着をワンストップで設計する
  • 判断を感覚で終わらせず、仕組みで精度を高める

私たちパンタグラフでは、採用だけでなく、その後の人材育成・定着支援・職場改善まで一貫してサポートしています。

「採用がうまくいかない…」と感じたときは、ぜひ一度ご相談ください。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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